11.01.21

房総半島2回目。どうも最近は風が強いので、なお更風の強くなる海岸沿いを 走る気にはならないのですが…たまたま早朝に目が覚め、予報では『風も無く、 穏やかな天気』との事だったので、行ってきました。輪行方法ですが、ちょっと 悩んだ結果、今回も車で。ただ、首都高の通勤ラッシュでえらい時間が掛かった ので、今度こそは電車かな…。電車でも通勤ラッシュが気になりますが・・

コースは館山市スタート〜山(丘?)を越えて太平洋側へ〜海岸線を東へ進み、房総半島最 南端の野島崎〜太平洋岸自転車道で戻って洲崎をまわってゴール。走行距離は56キロ ほど。
                     

朝6時前には常磐道に乗ったのですが、首都高に入る前で渋滞…全然動かず。。 2時間半後、写真はアクアライン。以前は3200円ほどだったと思いますが、 社会実験中で800円。こちらの方が近道ですが、仮に元の料金に戻ったら 使わないでしょうね…。
無計画な上、しかも地図を忘れたので、とりあえず館山まで行き、市内を ウロウロ。最新版のツーリングマップルを購入し、昼食を摂ってからスタ ート。そんなに何をしていたのか、時間はもう13時…。
北条海岸。風も少なく、波も穏やか。まだこの時点で何処に行こうか決め ていなかったのですが…とりあえず走り出します。
どうしようか迷っていたところ、ハイキングコースの小さな案内板で 地下壕跡があるとの事で、せっかくなので見に行ってみることに。

見学には豊津ホール(集会場?)で受付が必要。建物の直ぐ裏に地下壕跡が あります。簡単に受付終了後、ヘルメットと懐中電灯を渡されます。 へ、ヘルメット必要なんですか…? 

[問い合わせ]館山海軍航空隊赤山地下壕跡

豊津ホール 千葉県館山市宮城192-2 Tel:0470-24-1911 開壕時間10:00〜16:00(11月から2月は15:00まで) 
東京湾入り口の館山は東京を守る上で重要な拠点になる為、ここの近く には館山海軍航空隊(現海上自衛隊館山航空基地)や洲ノ崎海軍航空隊、 航空廠館山補給工場、館山海軍砲術学校等の軍事施設が多くあったそ うです。ちなみに今の航空基地司令部の建物は当時のまま使用されて いるそうです。写真に撮っておけば良かった…。

案内では、太平洋戦争末期に防空壕として使用された そうですが、それ以上の詳しい事は記載が無いので分からず。
総延長は1.6キロ。網目状に壕が掘られてます。が、かなりの部分が ブロックや板で塞がれているので、あまりウロウロ出来ないのが残念。 当時、内部に発電所や病室、電信室などがあったそうですが、その面影 は見当たりません。
ツルハシで掘った跡は今でもそのままです。本土決 戦を控え、当時の人はどういう思いでここを掘ったんですかね。
外側はこんな感じ。戦後はキノコ栽培に使用されていた時期もあったそうです。
赤山地下壕の裏から太平洋側に抜ける道があるので、そちらに向かいます。 その途中にも戦争遺跡を発見。旧館山海軍航空隊掩体壕。敵機から戦闘機を 守る為の格納庫です。軍事施設が多いので空襲も結構あったそうです。近辺 に10基ほどあったようですが、残るのはここだけとの事。

房総半島以外はネタ不足中なので、テーマとして戦争遺跡巡りも面白そうで 良いかも。
道が細かいので、地図を見ながら進みます。
間違えた…防衛省占有道路…
道の先にトンネルがあるのですが、全然上らないうちに到着?
もう終わりかと思ったら
ちゃんとありました。上りという程の勾配はなく、距離も短いです。
照尾トンネル。小さなトンネルです。
トンネルを抜けて太平洋へ。
房総フラワーライン。なんだか早くも春を感じます。
そのまま洲崎をまわって帰っても面白くないので、とりあえず 最南端の野島崎へ。海側に国道410号と自転車道もありますが、行きと帰り で違う道にしたいので、山側の道を進んでいきます。
だんだん日が落ちてきました。。帰りは自転車道で戻ります。
う〜ん、快適♪
と思いきや、この状態…。海岸沿いの自転車道にはよくあることですが…。
すぐ横が国道なので避難。
車も少ないですし、快適。夏は多そうですけどね。
遠くに伊豆大島が見えます。伊豆大島も行ってみたいですね。日帰りも 出来ますが、どうせなら泊りが良いかな
房総フラワーライン。直線が長い…個人的には飽きます。。眠くなります。。
洲崎をまわると
ややアップダウンが増えますが、基本的には負担の少ない道ですね。 全体的にもう少し走り応えが欲しいですが、ポタリングには良い具合 です。今回、最新の地図を導入しましたし、今度はちゃんと計画を 立てて走りますかね。山とトンネルと海と色々織り交ぜたコースを…




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