房総半島2回目。どうも最近は風が強いので、なお更風の強くなる海岸沿いを
走る気にはならないのですが…たまたま早朝に目が覚め、予報では『風も無く、
穏やかな天気』との事だったので、行ってきました。輪行方法ですが、ちょっと
悩んだ結果、今回も車で。ただ、首都高の通勤ラッシュでえらい時間が掛かった
ので、今度こそは電車かな…。電車でも通勤ラッシュが気になりますが・・
コースは館山市スタート〜山(丘?)を越えて太平洋側へ〜海岸線を東へ進み、房総半島最 南端の野島崎〜太平洋岸自転車道で戻って洲崎をまわってゴール。走行距離は56キロ ほど。 |
朝6時前には常磐道に乗ったのですが、首都高に入る前で渋滞…全然動かず。。 2時間半後、写真はアクアライン。以前は3200円ほどだったと思いますが、 社会実験中で800円。こちらの方が近道ですが、仮に元の料金に戻ったら 使わないでしょうね…。 |
無計画な上、しかも地図を忘れたので、とりあえず館山まで行き、市内を ウロウロ。最新版のツーリングマップルを購入し、昼食を摂ってからスタ ート。そんなに何をしていたのか、時間はもう13時…。 |
北条海岸。風も少なく、波も穏やか。まだこの時点で何処に行こうか決め ていなかったのですが…とりあえず走り出します。 |
どうしようか迷っていたところ、ハイキングコースの小さな案内板で
地下壕跡があるとの事で、せっかくなので見に行ってみることに。
見学には豊津ホール(集会場?)で受付が必要。建物の直ぐ裏に地下壕跡が あります。簡単に受付終了後、ヘルメットと懐中電灯を渡されます。 へ、ヘルメット必要なんですか…? [問い合わせ]館山海軍航空隊赤山地下壕跡 豊津ホール 千葉県館山市宮城192-2 Tel:0470-24-1911 開壕時間10:00〜16:00(11月から2月は15:00まで) |
東京湾入り口の館山は東京を守る上で重要な拠点になる為、ここの近く
には館山海軍航空隊(現海上自衛隊館山航空基地)や洲ノ崎海軍航空隊、
航空廠館山補給工場、館山海軍砲術学校等の軍事施設が多くあったそ
うです。ちなみに今の航空基地司令部の建物は当時のまま使用されて
いるそうです。写真に撮っておけば良かった…。
案内では、太平洋戦争末期に防空壕として使用された そうですが、それ以上の詳しい事は記載が無いので分からず。 |
総延長は1.6キロ。網目状に壕が掘られてます。が、かなりの部分が ブロックや板で塞がれているので、あまりウロウロ出来ないのが残念。 当時、内部に発電所や病室、電信室などがあったそうですが、その面影 は見当たりません。 |
ツルハシで掘った跡は今でもそのままです。本土決 戦を控え、当時の人はどういう思いでここを掘ったんですかね。 |
外側はこんな感じ。戦後はキノコ栽培に使用されていた時期もあったそうです。 |
赤山地下壕の裏から太平洋側に抜ける道があるので、そちらに向かいます。
その途中にも戦争遺跡を発見。旧館山海軍航空隊掩体壕。敵機から戦闘機を
守る為の格納庫です。軍事施設が多いので空襲も結構あったそうです。近辺
に10基ほどあったようですが、残るのはここだけとの事。
房総半島以外はネタ不足中なので、テーマとして戦争遺跡巡りも面白そうで 良いかも。 |
道が細かいので、地図を見ながら進みます。 |
間違えた…防衛省占有道路… |
道の先にトンネルがあるのですが、全然上らないうちに到着? |
もう終わりかと思ったら |
ちゃんとありました。上りという程の勾配はなく、距離も短いです。 |
照尾トンネル。小さなトンネルです。 |
トンネルを抜けて太平洋へ。 |
房総フラワーライン。なんだか早くも春を感じます。 |
そのまま洲崎をまわって帰っても面白くないので、とりあえず 最南端の野島崎へ。海側に国道410号と自転車道もありますが、行きと帰り で違う道にしたいので、山側の道を進んでいきます。 |
だんだん日が落ちてきました。。帰りは自転車道で戻ります。 |
う〜ん、快適♪ |
と思いきや、この状態…。海岸沿いの自転車道にはよくあることですが…。 |
すぐ横が国道なので避難。 |
車も少ないですし、快適。夏は多そうですけどね。 |
遠くに伊豆大島が見えます。伊豆大島も行ってみたいですね。日帰りも 出来ますが、どうせなら泊りが良いかな |
房総フラワーライン。直線が長い…個人的には飽きます。。眠くなります。。 |
洲崎をまわると |
ややアップダウンが増えますが、基本的には負担の少ない道ですね。 全体的にもう少し走り応えが欲しいですが、ポタリングには良い具合 です。今回、最新の地図を導入しましたし、今度はちゃんと計画を 立てて走りますかね。山とトンネルと海と色々織り交ぜたコースを… |
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